今日は福島県喜多方市で「喜多方市小学校農業科シンポジウム」が行われました。
喜多方市には小学校が17校あり、その内14校が農業を一年通して学んでらっしゃるそうで、9月にヴィライナワシロ体験農場を訪れて下さった"熱塩小学校"もその内の1校です。
この小学校農業科の取り組みは、農業を一年通して行うため、収穫・調理といった楽しいこと以外に、土作り・種蒔き・除草など大変な作業も経験する事になります。
農作業以外にも、田植え前の田んぼで泥まみれになって遊んでみたり、稲刈り後のワラを使ったワラ細工作りなども行っていました。
そして、一粒の種から育った野菜の命を自分達が食べることで、"命の循環"も学んでいる様子でした。
作業的に楽な慣行農法ではなく、殆ど手作業で有機農法を取り入れているのも、あえて農業の大変さを知ってもらうため。
上手に作物を育てる事が一番の目的ではなく、農業に触れて辛い事や楽しい事など幅広い経験の場を提供することが大切なのだそうです。
それらの農業をご指導頂くのは地元農家の皆さんですが、時には県内の農業高校の生徒さんと共同作業も行っているそうです。
ここで注目すべきは、今まであまり見られなかった"世代を超えた交流"が生まれているということ。
それらの取り組みにより、単なる野菜の生育を学ぶだけでなく、自然界における自分達の存在や社会における農業の役割、農業に取り組んできた先人の方々の知恵を学ぶなど、幅広い視野をもった子供達が育まれているようです。
喜多方市長をはじめ、地域の方々が一丸となって取り組んでいる様子がすごく伝わりました。
今後の喜多方市小学校農業科の取り組み、注目していきたいと思います。

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