第18回料理と食材へのこだわり

福島のこだわり生産者

今回、野菜がメインのヘルシープランを企画しました。お料理のほとんどが野菜という思い切った企画にしてみたのですが、もちろん自信のない素材ではできません。しっかりとした素材を提供いただける生産者とのつながりがあってこそ企画できたメニューです。今回は、そんな私、山際が懇意にしていただいている生産者の方などを紹介します。

ヘルシープラン

東和町の佐藤さん

東和町の佐藤さん

佐藤佐市さん私が一番最初に有機野菜生産者とめぐり合ったのが佐藤佐市さんでした。10年来のお付き合いになります。つるむらさき、インゲン、トマト、胡瓜、バジル、じゃが芋、玉葱、ピーマンなどいろいろ使ってみましたが、作物に味がしっかりあり、安心して注文を出せます。

玉川村のトマト、小針さん

ご夫婦でトマトを作っているのですが、旦那さんの自慢は"水に沈むトマト"『しぼりトマト』です。大抵のトマトは水に入れると浮きます。が、小針さんのトマトは沈むのです。それだけ密度が高い証拠でもあり、その要因は長田農法と呼ばれる「水を最小限しか与えない」方法で栽培してるところにあります。糖度が非常に高くなるのも特徴です。水を最小限にするのが"しぼり"の所以なんですね。

玉川村のトマト 小針さん

奥さんは、トマトは丸かじりで食べるのが味がもっとも美味しいといいます。それにはファースト系と呼ばれる品種が適しているといわれているのですが、果物という感じでトマト本来の青臭さや香が足りないとのこと。そんな奥さんが一番美味しいと思ったのが、房付きの『スーパーあいこ』。現在はこれを栽培しています。

福島の須藤農園さん

若い女性が一人で運営している農園です。農業を始めたきっかけは、大学で人文学部の環境コースで「人と自然が共存していくには何をしなければいけないか考えた結果」だそうです。自然の恩恵を受けなければ生きていけない人間が、何故その自然を汚したり、破壊しなければならないのか。幼いころからそんな疑問を抱き、大学で有機農業を知り、これならば自然に負担をかけない生活ができるかも知れないと思い、どこまで出来るか自分の生活の中で実践したいと挑戦が始まりました。それが農園経営です。

福島の須藤農園さん

須藤さんBlog挑戦はまだ始まったばかりですが、その夢は、地域の方などより多くの人たちと協力し、より良い環境と美味しい農作物を作り、農業のすばらしさや自然の恩恵を多くの人に気付いてもらい、すこしでも地球の環境を守ることに貢献したいということです。そんな農園の日常をBlogに綴っていらっしゃいます。是非、ご覧下さい。頑張れ須藤さん。

昭和村のオリンダ

奥会津昭和村では、(株)奥会津昭和村振興公社と地元農家が連携してビタミンやミネラルが豊富な健康野菜「オリンダ」の特産品化を進めています。「オリンダ」はパプリカの一種なのですが、一般に売られているパプリカに比べ、トマトのような丸い形で、濃い鮮やかな赤色をしています。肉厚でありながらパリッとした歯ごたえと口に広がるみずみずしさは、まるで果物のようです。一般のパプリカが色合いを売りにしているとすれば、こちらは味が売りです。そのうえビタミンが豊富で、ピーマンと比べるとビタミンAとB2、さらにカロテンがそれぞれ5倍以上、ビタミンCも2倍以上含まれています。オリンダとはポルトガル語で「おー素晴らしい」の意。まさにその名に恥じない野菜です。

東村の佐久間農園さん

あたらしい品種にチャレンジする佐久間農園さん。九条葱・ズッキーニ・コールラビを取り寄せます。その他7月末には白茄子とちょっとかわったコリンキーも収穫されるとのことなので、次のメニューで是非使いたいと思います。